「もはやセレブ食」「もうちょい出せば焼肉に行ける」との声も…。1食2000円「ウーバーでのココイチ離れ」に配達員が感じたこと

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テーブルに置き、恐る恐る食べてみたところ……カレーのルーは熱々だった。ロースカツはサクサクだった。味はもちろんと言うべきか……う、うますぎる! 夜遅い時間に、この味は悪魔的だ!!

ウーバー再興に「余力」確保は不可欠

プロ野球で例えるなら、ゴールデングラブ賞を受賞した名手たちの見事な連係プレー、ファインプレーを見たような感動があった。このスピード感、このクオリティなら、ケースバイケースで、ウーバーでココイチの料理を注文するのは「アリ」かもしれない。

SNSには「ウーバー来るのが遅すぎる」「最も遅い到着時刻を過ぎてるんですけど」といった投稿を数多く見つけることができる。

ココイチのように、価格が上がってしまったチェーンの場合は、「スピーディーな配達」「熱々の状態での配達」なども、満足度に影響してくるはずだ。つまり、ココイチだけではどうしようもない話ではあるのだが、それぐらい、庶民にとって「ウーバーでココイチを頼む」というのは、贅沢な行為になっているのだと、注文してみて筆者は感じたのだった。

【もっと読む】ウーバー配達員「マック前から消滅」意外な真相 では、コロナ禍にはマック前にたくさんいたウーバー配達員を、今ではすっかり見なくなった背景を、現役ウーバー配達員ライターの佐藤大輝氏が解説している。
佐藤 大輝 ライター・ウーバー配達員

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さとう・だいき / Daiki Sato

23歳と29歳の時、所属していた企業(美容業・物流業)から解雇を通達され、訴訟を提起。それぞれの会社と約2年間裁判で争った経験を持つライター。ブラック企業問題を解決したいという願いから、裁判後はライターに転身。労働問題のほか、「再雇用戦士」「子供部屋おじさん」「インド駐在員」など、働き方や生き方に関する取材記事を執筆。趣味は海外旅行で、37カ国へ渡航。

X:@do69951367

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