「もはやセレブ食」「もうちょい出せば焼肉に行ける」との声も…。1食2000円「ウーバーでのココイチ離れ」に配達員が感じたこと
つまり客足減少と値上げのタイミングが重なっている。


先日ココイチの店員さんと話す機会があったので、直接話を伺ってみたところ、その店舗では(ウーバーと出前館合わせて)平日なら20件前後、休日は40件前後、今でもデリバリーの注文があるそうだ。
ココイチに限らず、ウーバーは「時間を買う」行為
また、昼よりも夜のほうが注文数が多く、18時から20時の時間帯がピークで、金曜夜も注文数が多くなる傾向があるらしい。
言われてみれば金曜夜と休日は、ベテラン配達員である私の経験則上、たしかにデリバリーの注文数が多いかもしれない。
きっと仕事で疲れている人や、休日にちょっとした贅沢をしたい人が、ウーバーイーツを利用して「時間」というご馳走を買っているのだろう。逆に、忙しく走り回った雨の日の翌日は、注文数が減少する傾向を私は感じている(おそらく節約意識が高まるのだろう)。
フードデリバリーには、私たちの人間心理が色濃く反映される。だからこそと言うべきか、インフレが一向に止まらない今、店舗価格よりも割高のウーバーを利用する人の数が減少しても、なんら不思議ではない。
こちらの記事に詳しく書いたが、今現場では「デリバリー控え」が発生している。高額な価格帯のココイチなら、この傾向はなおさらだと私は考える。
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