半導体以外でもヨーロッパが台湾に熱い視線を送る3つの理由、戦略的位置づけ、サプライチェーン、そして自由と民主主義

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「いま、外交の仕事は本当に楽しい状況になっています」と、呉志中氏は語る。彼は外交部に入って10年。「ヨーロッパに行くと、台湾は良いイメージの象徴であり、“台湾の奇跡”そのもの。民主化を達成、技術力(ノウハウ)を持ち、安全で、食べ物も美味しい──まるで天国に住んでいるように思われているのです」と、述べた。

台湾人はまるで天国に暮らしている

「蔡英文総統が退任後、最初に訪れたのがフランスでしたが、その際、あるフランスの議員が『あなたが私たちの大統領になってくれませんか?』と言ってくれたんです。これは、民進党政権が外国でいかに成功例として見られているかを示す象徴的なエピソードだと言えます」

呉氏は続けて、「台湾の世界的な評判は本当に素晴らしい。私たちの“伝説”とは、限られた資源の中で今日の成功を達成したこと。このことが、世界中の人々の尊敬を集めているのです」と述べた。

そして最後に次のように語った。

「まるで、子どもの頃に家庭が貧しく、困難な状況を乗り越えて後に成功した人を世界が称賛するように、今、台湾は世界からそのように見られていると言えるでしょう」

台湾『今周刊』
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事