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“資格試験沼”にはまった20代、転職を繰り返した30代を経て《49歳で第1子》生まれた男性が《60歳で結婚相談所を開業》した理由

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仕事面でも、過去の自分と折り合いを付けられる出来事があった。

今から約2年前、事務職として勤務していた医療法人の経営が傾き、税理士事務所に転職した。

剱持さんは税理士資格は未保持であったが、20~30代の資格試験勉強時代に身につけた会計知識を活かすことができた。

かつて憧れた仕事に、ついにかかわることができたのだ。

「でも、3カ月で辞めてしまいました。やってみたら毎日数字とのにらめっこでめちゃくちゃつまらなかったんです。

自分にはこういう会計の分野はまったく合わないことがわかりました。でも、行ってよかったです。『俺の人生、こういうことだったんだな』って、人生にケジメをつけられましたね」

60歳で結婚相談所を開業

税理士法人をすっぱりと辞めたあとは、契約社員として働きながら、60歳で結婚相談所「縁You Marriage Agency」を開設した。なぜ結婚相談所だったのか。

「恩返しのつもりでした。独身の頃、地元の同級生が女性を紹介してくれることがよくあったんですよね。そのことへの感謝がずっと頭にあって、今から4〜5年前に職場の同僚同士の関係を取り持ち、ふたりの縁を結んだこともありました。その頃から漠然と『いつか結婚相談所を運営できたらいいな』と考えていました」

「人と接することが好き」という自身の特性も活かせる。剱持さん自身も、結婚し家族を持ったいま、人生の中でようやく穏やかに幸せを感じる日々を過ごしている。「だから、そのサポートを僕もできたらいいなと思って」。

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