「忙しくて部屋を片づけられない!」モヤモヤ解消に足りないものは「時間」じゃない。「わかっていてもできない」“あるある”を解決する方法

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まずは、なぜ捨てられないのかに気づいて、自分の中に処分するかどうかの「基準」をつくっていきましょう。過去の思い出に執着するのではなく、未来に甘々な願望を抱くのでもなく、今のあなたの価値に従って決断していくのです。

『マンガで挑戦とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』
(画像:『マンガで挑戦とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』、イラスト:あらい ぴろよ)

これができるようになると、日常の中の意思決定がどんどんスピードアップしていくはずです。部屋がきれいになれば、探し物も減ります。生きるのがラクになっていることを実感できるはずです。

【ポイント】
● 自分の中にある執着や不安に気づく。
● 選択のいちばん大事な基準は「今の自分」。自分を大切にできるかを考える。
● 過去にとらわれず、未来の自分を過信しないこと。
● やると決めたらデッドライン(逃げられないしめ切り)を決める。

先延ばしをせず「逃げられないしめ切り」を設定

部屋の片づけに限らず、誰しも「いつかやろう」と先延ばしにしていることがあると思います。たいていの場合、しめ切りが決まっていないか、期限があやふや。誰からもしかられないから先延ばしにしちゃう、ということもありますよね。

でも、自分だけは覚えていますから「ああ、あれまだやっていないな」と思うと、気持ちが落ち込みます。自己肯定感が下がります。これこそが最大の問題です。

まずやってほしいことは「問題を明確化」すること。ちゃんと「自分で動く」と決意したら、先にしめ切りを設定しましょう。「この日までに」を決めてしまい、その日を「逃げられないしめ切り」にするのです。

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