「夏のボーナスは全額投資する」だと失敗リスクが大きすぎるワケ プロが教える「負けない投資」の鉄則

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最後に、長期・積み立て・分散投資の有効性を示す、心強いデータを2つご紹介します。

あなたを勇気づける、心強い2つのエビデンス

1つめは、金融庁のNISA解説資料です。これによると、国内外の株式・債券に長期・積み立て・分散投資をした場合、20年間継続すると勝率がほぼ100%になるというデータが示されています(1989年以降のデータ)。

2つめは、同じく金融庁のつみたてNISAの解説資料です。これによると、国内外の株式に長期・積み立て・分散投資をした場合、20年間継続すると勝率がほぼ100%になるというデータが示されています(2001年1月~2020年12月のデータ)。

この2つの公的なデータは、私たちが目指すべき「負けない投資」(=長期・積み立て・分散投資)の組み合わせがいかに強力であるかを物語っています。

ボーナスという絶好の機会に、「負けない投資」を始めるために実践すべきことは、たった3つです。

1.長期的な成長が期待できる「正しい投資信託」を選ぶ
2.ボーナスも一括投資せず、時間分散を徹底する(積み立て投資)
3.市場の暴落は「追加投資の好機」と捉える(そのための余力を残しておく)

これだけです。ぜひ、この夏のボーナスから、着実で賢明な資産形成の第一歩を踏み出してください。

桶井 道 個人投資家(投資歴20数年)、物書き

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おけい どん / okeydon

2020年秋に47歳で資産1億円とともに約25年間勤務した会社を退職して自由になる。日米を中心に世界の増配株、高配当株、リート、ETFおよび投資信託にて資産運用し、1.8億円まで伸ばす。単行本出版、コラム連載および寄稿などメディアで活動、ブログも運営している。親(父は要介護5、母はがんサバイバー)の介護・見守りをしつつ、「子ども食堂」に関わる。3冊連続重版中。

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