紙の書類や看板からでも文字をコピーできる、iPhoneカメラアプリの文字認識機能とメモアプリの進化した活用術とは

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一瞬で手の込んだスケッチが生成される(筆者撮影)

もっとも、アップルはフォトリアリスティックな絵柄や写真を生成する気はないようで、描けるのはイラスト調や、アニメ調(とアップルの主張する)のもののみ。最新の各社生成AIを知っている人なら物足りないかもしれないが、元データの著作権の問題や、フェイク画像の問題に踏み込まないスタンスのようなので、この点はさほど改善はされなさそうだ。また、絵柄もちょっとアメリカンテイストで、日本人の好みにはフィットしない場合が多いかもしれない。

イラストが生成される。テイストやサイズには不満はあるが、作成中のドキュメントに挿入する画像を簡単に生成できるのは便利(筆者撮影)

メモを共有するのも便利

アップルの純正アプリは、連絡先やカレンダーのように、最近はあまり進化しなくなっているものもあるが、メモアプリは例外的に非常に進化が大きい。

もちろん、テキストを装飾したり、写真や動画を添付したり、誰かと共有して共同作業を行ったりもできる。たとえば、買い物リストを共有して、それぞれが追記、チェックすれば重複して買わずに済む。

純正アプリなので見逃しがちだが、使いこなせば便利な機能がいっぱいあるので、ぜひ活用していただきたい。

村上 タクタ 編集者・ライター

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むらかみ たくた / Takuta Murakami

iPhone、iPadなどアップル製品を中心に扱うガジェット・テクノロジー系編集者・ライター。カリフォルニアでのWWDCやiPhone発表会には2016年頃から継参加。趣味の雑誌の編集者として、’92年から約30年で約600冊の雑誌を作ってきた。バイク雑誌『ライダースクラブ』に携わり、ラジコン飛行機雑誌『RCエアワールド』、海水魚とサンゴ飼育の雑誌『コーラルフィッシュ』、デジタルガジェットのメディア『flick!』『ThunderVolt』の編集長を務める。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー。バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、庭での野菜作り、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。娘はロンドン、息子は台湾在住。

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