牛丼チェーンなど、リーズナブルな和食系のお店の定食にセットされる汁物はみそ汁が基本で、とん汁に変更するためには100円から200円程度の金額をプラスするのがよくあるパターン。
安価な朝定食の代表として人気の牛丼チェーン「すき家」で、最も安いたまかけ朝食は税込370円ですが、みそ汁をとん汁に変更すると130円アップの税込500円になります。
最初からとん汁が付いてくるのに、クーポンを使えば500円以下というのは、お財布に優しいうえに、朝からリッチでお得感がすごい。
お椀の中には、ゴロゴロと大きくカットされた具材がたっぷりで食べ応え抜群。お椀の半分近くを豚肉、大根、にんじん、玉ねぎ、こんにゃくが占めています。
じゃがいも入っているそうですが、もはやスープに溶けてしまって肉眼では捕捉できず。しっかり煮込まれた野菜は口の中でホロホロととろけ、こんにゃくの歯応えはプリプリで、食感のコントラストが楽しい。
部位にまでこだわった豚の旨みが溶け込んだとん汁

豚肉がピンクがかっているのは、かしら肉という豚のこめかみ部分を使用しているから。筋肉質で肉質が硬いこともあり、食べやすいように細かくカットされています。旨味が強く、脂身は控えめとのことで、まさにとん汁にぴったりの部位ですね。
豚肉のコクと野菜の出汁がしっかりと溶け込んだスープは雑味が少なく、飲むと口の中に素材の旨みをしっかりと感じられます。特に玉ねぎが味わいに甘味をプラスしていて、普通のみそ汁にはない優しい味わいに仕上がっています。

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