下図では、業績影響と株価反応を比べている。

最も楽観的な「低関税シナリオ」は日本への追加関税が自動車・鉄鋼を含め10%にとどまるというもの。このとき日本企業の1株益は約4%下押しされる。だが、トランプ関税公表前の3月下旬からの株価下落率は3%弱。株価はすでにTACOを前提にしているかのように回復している。今後、低関税シナリオで決着しても、株価の上昇余地は小さいかもしれない。
夏場にかけて下押し圧力
むしろ下落の懸念もある。
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