「昔は工場があって、あとは乗馬クラブとかがあるようなのどかな沿線だったんですけどね。それがここ20年ばかりで見違えました。新船橋駅は工場の跡地にマンションやイオンモールができて。お住まいの方はもちろんですが、周辺から新船橋駅のイオンに行かれる方のご利用もありますね」(須藤管区長)
たまさか開発の余地があるエリアが東武アーバンパークラインの沿線にあって、そこが急速に住宅地へと変貌した。
複数の鉄道路線が走る利便性
さらに加えて、新船橋駅と船橋駅のちょうど中間あたりには、東葉高速鉄道の東海神駅もある。東武にとっては競合と言えば競合なのだが、乗り入れ先を異にする複数の路線の駅が近くにあるということは、住環境として極めて恵まれているということでもある。人口が増えるのも当たり前、というわけだ。
「東武船橋駅から新船橋駅までは線路が大きくカーブしているので、歩いても行くことができるんです。そのあたりも強みになっているかもしれませんね」(須藤管区長)

新船橋駅東口から南東へ向かうメインストリート。この先には東葉高速鉄道東海神駅がある(撮影:鼠入昌史)
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