2025年の「行くべき場所」リストの中から選ばれた、今はまだ観光客が少ない「穴場」5カ所とは?

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花柄のサンベッドが並ぶ4つのプールや広々とした庭園が主な魅力であることを考えると、冬季の開業はやや異例だったと言える。

今はまさに花々が見頃だ。ラケットスポーツやブール、飛び込み台、子ども向けの遊び場、そして同じく北欧にあるデンマークの首都コペンハーゲンの住民が90分でアクセスできるクラブもある。

コペンハーゲンの美食文化を受け継ぐかのように、スコーネもまたグルメの聖地になりつつある。

伝説のシェフ、マグヌス・ニルソン氏はボースタードで野心的なレストランと客室を備えるプロジェクトに取り組んでおり、その第1段階として6月にはかわいらしいベーカリーがオープン予定だ。

カップフェレ(Cap Ferret、フランス)

もしあなたが、銀の皿に山盛りの牡蠣(かき)と海辺で止めどなく注がれるワインを楽しみたいと考えているのなら、カップフェレにひかれるのは当然だ。

かつての漁村がしゃれた街並みに変貌を遂げたこの場所は、サーフィン好きが集まる岬がアルカション湾を包み込む。フランス南西部の砂丘が続く海岸にあり、ボルドーから車でわずか45マイル(約72キロ)だ。

この1年ほどで、カップフェレには個性的なホテルが次々と誕生。例えば、レトロな雰囲気が魅力の全12室の「Hôtel de la Plage」(1泊約390ドルから)や、フィリップ・スタルク氏が設計したガラス張りの客室が海に面する「La Co(o)rniche」(1泊約600ドルから)などがある。

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