「プチプラ」の活用法から「ナチュラルメイク」の裏側まで…知っておきたい【大人メイク】4つの新常識

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朝の忙しい時間帯でも、「70%の法則」で、時間も短縮でき、余裕が持てるようになると、心地よい1日のスタートが切れるはずです。

年齢を重ねた大人に必要なのは「ツヤ」と「立体感」

メイクや美容に関するさまざまな情報があふれるなか、手っ取り早く悩みを解決するために、答えだけを拾い集め、「おすすめの化粧品を買う→使ってみる→イマイチ→どうすればいいのかわからない→おすすめしていたあの人のせいにする」という間違いだらけの負のループに入っている人は少なくありません。実際にこんな話も聞きます。

「最近、メイクの崩れがすさまじくて。暑いからかな。更年期で頭に汗をかくし、それはもうドロドロで、まわりからも顔がテッカテカだよ、といわれたり……。ツヤが流行りって聞いて買ったのに、なんでうまくできないの!?」

『なんとなくの自己流から抜け出す 今の自分に合うメイクの正解』(日本実業出版社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

加齢とともに、以前のようなハリとツヤが薄れていくのを感じて、老いに抗おうと、ツヤ肌下地なるものを使ったり、ツヤ肌になるファンデーションを使っているのかもしれません。

顔全体にツヤ下地とファンデーションを重ねると、午後には、顔全体が油っぽくなり、写真を撮ったときに不自然に光るなど、テカリや崩れの原因になります。

ツヤは「高さ」がほしい部分だけにすると、見た目が自然でメイクの持ちもよくなります。顔の立体感はハイライトやシェーディングだけでなく、下地やファンデーションの段階で量や塗布箇所をコントロールすることで生まれてきます。

たとえば、ツヤを加える部分は高さを出したいおでこの中央、鼻根、鼻先、あご先、頬の高い位置にピンポイントで使い、フェイスラインやあご下はマットで仕上げると、顔がキュッと引き締まり、小顔効果が狙えます。

ツヤを加える際は指で軽く叩き込むようにすると、肌に自然にピタッと密着し、つるんっとした印象のベースメイクが仕上がります。

先に紹介したお悩みなども、きっとツヤに必要な場所がどこかを理解したうえで手持ちのアイテムを使えば、テカテカ感にはならないし、ツヤ肌下地とツヤ肌ファンデーションのダブル使いではなく、どちらか1つにしてキープ力を上げるアイテムをプラスすれば、メイク崩れすることがほとんどなくなります。

YUTA. ヘアメイクアップアーティスト

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ゆた / Yuta

1974年大阪府生まれ。美容師としてデビュー後、テレビ大阪「スーパー美容師変身バトル」にレギュラー出演。2000年美容業界誌『ヘアモード』の年間グランプリを受賞し、SHISEIDO SABFAでノウハウや技術を磨く。その後、TVCMや『Sweet』『VERY』などのファッション誌、CDジャケット撮影などで活躍。女優やモデルをはじめ、延べ2万人以上のヘアメイクを担当。2018年には「CLEARシャンプー」のWeb版CMに出演し話題に。第一線で活躍し続けて30年、オリジナルブランド「Neuf358」の立ち上げ、コスメの商品開発アドバイザー、美容セミナー講師としても活動の幅を広げる。Instagramでは多くの共感を集め、寄せられるメッセージをきっかけに一般向けのオンライン講座を開講。1人ひとりの魅力を引き出し、メイクによって人生を好転させる「YUTA.式シャレ顔メソッド」を伝えている。

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