「プチプラ」の活用法から「ナチュラルメイク」の裏側まで…知っておきたい【大人メイク】4つの新常識

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一方、特別な日の「頑張るメイク」は、その延長線上にある華やかな演出です。ただし、この「頑張るメイク」は「いつものメイク」が整っているからこそ映えます。いわば、「いつものメイク」は日々の積み重ねであり、「頑張るメイク」はその成果を発揮する舞台です。だからこそ、いつものメイクの大切さに気づいてほしいのです。

「いつものメイク」は、自分らしさを支えるもの。特別な日でなくても、気持ちを整え、自分らしくいられるために、あなたの人生の質を底上げしてくれるのです。

「いつものメイク」と「頑張るメイク」は切り離せない関係であり、あなたの魅力を引き出すカギとなります。

朝のメイクは「70%の仕上がり」をめざす

毎朝、メイクをバッチリ決めようと鏡の前に立つものの、思うように仕上がらずにあせって、心が重くなることはありませんか? そんな人にこそ知ってほしいのは、メイクは「70%でOK」という法則です。

すべてを完ぺきに仕上げるのではなく、パッと見たときの全体の雰囲気を整えることに注力して、残りの30%は、少しの「抜け感」と「自分らしさ」を大切にする。そうすると「シャレた印象」を生み出します。

じつは、この「70%の法則」は、プロのヘアメイクが撮影現場で実践しているメソッドでもあります。

メイクルームでは、まず70%の仕上がりにしておき、撮影中に必要な微調整を繰り返すことで、最終的に最高のバランスを引き出します。

「70%の法則」を、ぜひ朝のメイクにも取り入れてみてください。たとえば、ベースメイクに時間をかけずに、肌のトーンを整える程度にして、コンシーラーはあと回し。眉毛や目もとに関しても、完全なシンメトリーをめざさず、自然なかたちを活かすことで時間を節約し「抜け感」のある仕上がりになります。

鏡から少し離れて全身を見たとき、メイクとファッション全体が自然にまとまっているかを確認してみる。メイクに手をかけすぎないくらいが、じつはその人らしさを引き出す絶妙なバランスなのです。

完ぺきを求めると、何度もやり直しをしたくなることがありますが、70%の仕上がりをめざすと、やり直しの必要がなく、結果として時短にもなります。

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