
例えば家のリフォームを豪勢にやりすぎたり、地方にマンションを借りて分不相応な2拠点生活を始めたりすると、キャッシュバランスは一気に悪化。75歳以降、大きな病気になったり、認知症になったりして出費がかさむと大変だ。
細かな点になるが、医療保険の3万円をカットするなど、家計の見直しは早い段階で進めたほうがいい。もちろんこれは、どのタイプでも共通して言えることだ。
②資産あり余暇を充実タイプ|65歳以降の赤字拡大に用心
このタイプも十分な資産に退職金や運用益もあるため、一見問題がない。ただこの夫婦は65歳までは働いた後、国内外に旅行に出かける計画を立てており、年間収支は赤字が続く。
シミュレーションをご覧いただきたいが、旅行三昧な生活を送っていると、年1%のインフレで生活費も増えていくため、65歳以降、アルバイトを辞めた途端に赤字が一気に膨らむ可能性が高い。
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