脳に"さまざまな好循環"をもたらす! 「ゲーム感覚」で新聞を楽しむための【斬新なアイデア】3つ

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ですから、逆さ読みは1日5分程度にとどめてください。余裕があれば、新聞を読み終わったあとに、気に入った記事やコラムをもう1度逆さにして読むという方法もおすすめします。

「漢字の画数脳活」で鍛えられる注意力

普通の生活を送っていると、漢字の画数を意識することはなかなかないのではないでしょうか。そこで私が提案したいのは「漢字の画数脳活」です。

方法はかんたん。ひとつの記事を選んで、その中でもっとも画数の多い漢字を探し出すのです。試しにこのページのここまでの文章から、もっとも画数の多い漢字を探してみてください。

正解は「識」の19画です。正解するためには、画数の多い漢字を見つけ出し、その画数を頭の中で数えて、もっとも大きい画数の数字を記憶しなければいけません。

けっこう頭を使い、時間もかかりますが、この画数の多い漢字を探すために紙面を「注意深く観察」することで注意力アップの効果があります。

そして気にとめた漢字の画数を「記憶しておくこと」が、脳の海馬という部位に影響し、短期記憶力アップの効果につながります。

ゲーム要素とは少し違いますが、カタカナを活用する方法も有効です。

漢字とは違って、カタカナは表音文字(文字が音を表わしている)なので、その単語自体を知らなければ意味がわかりません。

たとえば、「低糖質食品」と「ロカボフード」は、「糖質成分の低い食品」を指す同じ言葉です。漢字ならどんな食品か想像できそうですが、カタカナの場合は単語を知らなければ、どんな食べ物なのかイメージできないですよね。

新聞を読むとき、知らない言葉が出てきても、わざわざ辞書で調べる人は少ないと思います。でもカタカナの知らない言葉は、調べずにいると、そのままわからずじまいになってしまうことがあります。

ですから、知らないカタカナの意味を知ることは時流をつかむことにつながります。

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