気鋭の起業家が語る「人を引きつける話し方」の極意。カエカ・千葉佳織代表インタビュー

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3つ目は「話し言葉」の意識を持つこと。「話す」とは、瞬間的な言葉の解釈が必要なシビアなコミュニケーション形態だ。音で伝達されるために時間の制約があり、記憶されない懸念もある。一文の長さを短くして理解を促す。

「コアメッセージ」が欠かせない

──具体的なメソッドの「言葉」の戦略とは何でしょう。

「話す目的を達成する」には「コアメッセージ」が欠かせない。話す目的を明確にし、具体的なフレーズに落とし込んだもので、「何が言いたいのか」を一言で示すものだ。短ければ短いほど記憶に残りやすい。なお、記憶に残りやすい話し言葉の音の数(「モーラ数」)は20以内だ。

話の説得力を高めるには「自分に基づいた内部情報」のストーリーと「事実に基づいた外部情報」のファクトを組み合わせる。米スタンフォード大学の研究によれば、事実だけを羅列するよりも、ストーリーを含めて伝えたほうが22倍も記憶に残りやすい。ストーリーとファクトを組み合わせた「工夫した切り口」なら、聞き手の共感を得られ、説得力が高まる。

本記事の詳報版は、東洋経済オンライン有料版記事「〈詳報記事〉注目スタートアップ経営者から学ぶ「話し方戦略」。カエカ・千葉佳織代表インタビュー」でご覧いただけます。
大山 弘子 マネーライター
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