創造性のかけらもなく、ただ肉体と時間を生産性に捧げる仕事が増えている。
「人口の一極集中」の弊害
実感のある方もいらっしゃるだろうが、現在の日本社会では、すでにこの4点は限界値を超えるほど深刻化しているのである。
また、ここに「人口の一極集中」の弊害も加えるべきだと森永さんはいう。
たしかに東京都心の「地価バブル」は異常であり、都会では教育費も急騰している。その一方、地方の不動産は悲惨な状況だ。
そうした現実こそが、グローバル資本主義に取り込まれた日本の東京都市圏の実態だということである。
だとすれば、自分自身の生活をグローバル資本主義から脱却させるためにはどうしたらいいのだろうか?
この問いに対する答えとして、森永さんは都心から1.5〜2時間圏の「トカイナカ」と呼ばれるエリアへの移住を挙げているのである。
*この記事の続き:森永卓郎さん(享年67)の最終結論「"私たち日本人の生活"をグローバル資本主義から脱却させる唯一の方法」
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