「6つの特徴」に当てはまったら注意! 一見すると魅力的…でも実は【サイコパス】な人の見抜き方

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この認知の歪みは一朝一夕では治りません。

生育歴が強く影響していたり、前頭前野の働きが鈍っていたり、さらに健康状態が悪いことによって起きていたりと、さまざまな背景があるため原因をすぐに取り除くことが難しいのです。

対策を考えるためにも、まずは、自分の周囲にどのような困った人たちがいるのかを理解しましょう。

さまざまなパターンの「困った人」

【困った人①テイカー】

特徴:常に相手から時間や物を奪おうと狙っており、与えてくれそうな人を探す天才

対処法:早めに見抜いて距離を取る、しっかり自分の意見を伝える

私たちが人と関わるときの立ち位置は3つに分けられます。テイカー、ギバー、マッチャーです。

テイカーは基本的に相手から常に、「何をしてもらおうか」と考えて人づきあいをする人で、ギバーはその逆で「何をしてあげようか」と考えている人、マッチャーは相互関係を考えて人とつきあう人のことです。

私たちの身の回りにいる「困った人」は、このうちのテイカーであることがほとんどです。モラハラやパワハラをしてくる人、マウントしてくる人もこの中に入ります。

テイカーの中でも、特に気をつけるべきは自身がテイカーであることへの理解が薄い人や確信犯として搾取しようとしてくる人です。テイカーの中でも究極のテイカーが「サイコパス」といわれる人々です。

後半で詳しくお話ししますが、相手の気持ちなど考えずに人を道具のように利用し、搾取し続けようとします。

また、マッチャーも、ときに困った人になります。マッチャーは「相手がギブしてくれただけ返す」という考え方をしていて、常に貸し借りの感覚で人間関係を計算していますから、借りをつくってしまうと後々めんどうです。

そう考えると、理想的な人間関係は、ギバーとギバーでつながって、結果、互いがWin(得)-Win(得)になることだと思います。

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