お花見シーズン目前!混雑を避け花見を快適に楽しむ方法を考えてみた 関東の穴場スポットはどこだ? 菜の花や富士山と「桜のコラボ」も人気 

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桜は、そのものが美しいが、何かと組み合わせることで、その魅力をより引き立たせることができる。千鳥ヶ淵であれば皇居の堀になるし、新宿御苑では背景の高層ビルになる。

権現堂桜堤や熊谷桜堤は菜の花との組み合わせである。そのほかにも川や湖、城や寺などとの組み合わせは鉄板といえるだろう。

その組み合わせの最たるものの1つが富士山ではないだろうか。

富士山と桜の組み合わせといえば、タイ人のSNS投稿からブレイクが始まった新倉山浅間公園(山梨県富士吉田市)がよく知られているが、筆者のおすすめは富士市の潤井川沿いの龍巌淵である。JR身延線の入山瀬駅から600mとアクセスも悪くない。

龍厳淵
富士山と潤井川龍厳淵のさくら並木(写真:dual180 / PIXTA)

桜は50本と多くないが、龍巌淵の南側にある滝戸橋からは、富士山と桜、さらに河川敷の菜の花というトリプルコラボが堪能できる。2025年は4月2日が満開予想日である。

花見の穴場を探すには?

花見の穴場を探すにはどうすればよいのだろうか。最初からエリアが決まっているのであれば、「桜+久喜市」のように桜+地名(できるだけ細かな分類のほうがよい)で画像検索をすると、そのエリア内で桜の美しい場所を画像で確認することができる。

東京都中央区立新川公園
東京都中央区の隅田川沿いにある中央区立新川公園。対岸には大川端リバーシティ21を望む。桜の本数は50本程度と少ないが、隅田川・高層マンションとの取り合わせが面白い(写真:筆者撮影)

最初から桜と何かのコラボを期待するのであれば、「桜+雪山」「桜+茅葺き」など、自分の関心があるキーワードを入れて画像検索をすることで、自分のイメージに近い花見スポットを見つけることができるだろう。

まだ地元の人以外にあまり知られていないような花見の穴場が、日本には多く残されている。

橋賀 秀紀 トラベルジャーナリスト

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はしが・ひでき / Hideki Hashiga

東京都出身の50代。早稲田大学卒業。「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かける。訪問国は135カ国(2025年3月現在)。

著書に『世界一周航空券バイブル』(イカロス出版)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載した。Yahoo!ニュース エキスパート。記事の内容についてのお問い合わせ・取材の依頼などについてはこちらまで。

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