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預金を丸ごと奪われた…ころっと引っかかってしまう「ネットバンキング詐欺」あの手この手、被害に遭わないためには?

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2023年のネットバンキングの不正送金被害額は過去最悪だった(写真: beauty-box / PIXTA)

2025年3月10日午前、山形県の複数企業に「ネットバンキングのログインIDの更新が必要」といった内容の自動音声電話がありました。

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企業側が折り返し電話をかけると、ヘルプデスクを名乗る人物にウェブサイトに誘導されたといいます。IDとパスワードを入力させられ、ワンタイムパスワードを聞かれたので答えると、銀行口座からお金が盗み出されてしまいました。

聞き出した情報を元に、詐欺師がネットバンキングに不正アクセスし、自分の口座に送金したのです。これは、最近被害が急増しているボイスフィッシングと呼ばれる詐欺の手口です。現在は、山形銀行をはじめ、多くの銀行がこの手口について注意喚起を行っています。

ネットバンキングの不正送金被害は劇的に増加

ネットバンキング詐欺はネット詐欺の中でも1件当たりの被害金額が大きくなる傾向があります。

例えば、2025年1月には、兵庫県に住む50代男性が警察官を名乗る人物から「詐欺事件の犯人を逮捕したが、あなた名義のキャッシュカードが不正取引に使われていて、あなたに逮捕状が出ている。口座を凍結して口座内の資金を調査するので指定口座に送金するように」と電話を受けました。

その後、SNSアプリでビデオ通話を行い、相手が逮捕状や警察手帳を見せてきたため、信用してしまい、50万円を振り込んでしまいました。

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