食事は毎日のことですから、おいしく味わって、楽しい時間にすることで、幸福感や主観的健康観が高まります。
「病は気」からの言葉の通り、今日はこれ食べたから、もしかして胃に悪いかも、病気になるかもなどといちいち不安にかられていると、食事そのものが楽しくなくなりますし、次第に健康も損なわれていってしまうでしょう。
趣味といえば、私の場合はゴルフです。月に4~5回のラウンドを楽しみにしています。1回のラウンドで1万7000歩ぐらい歩きますから、ゴルフが体力向上・太りすぎの予防にもなっています。
大事なのは、しっかりチェックしておくこと
定期検診を怠らない
ただ、2年に1度は胃カメラ検査をして、胃かいようや胃がんなどの病気がないかチェックしています。病気がなければ、いくつになってもしっかり働いてくれます。胃は本来、丈夫な臓器ですから。
消化器内科医であっても年に1度や2度、胃の調子がすぐれないときがあります。そんなときは胃にやさしい食事を意識すると1~2日もすれば回復します。
大事なのは、病気がないかをしっかりチェックしておくこと。そうすれば、多少の不調があっても、もしかしたらがんかも?などと心配せずに済みます。
胃がんの原因はほぼ100%ピロリ菌が原因であることがはっきりしています。ピロリ菌検査を受けたことがなければ必ず受けて、ピロリ菌がいたら除菌することをおすすめします。私も除去済みです。
胃カメラ検査は苦しいというイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、今は麻酔を使用した鎮静化内視鏡検査が普及しており、苦痛は大幅に軽減されるようになっています。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら