痛い、ムカムカする、食欲がない…名医が解説する心当たりがあったら疑いたい「胃の病気」とは

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胃の調子を崩さないためには、ストレスを溜め込まないこともポイントです。暴飲暴食を控えるのはもちろん、自律神経のバランスを保つ生活習慣を心がけましょう。

機能性ディスペプシア
(イラスト:小林マキ/『名医に聞く健康法』より)

胃の働きを整える6つの習慣

食事・運動・睡眠のリズムを整える

自律神経のバランスを保つには、食事・運動・睡眠のリズムを整えることが大切。毎朝決まった時間に起きて、朝食をしっかり摂ること。また、散歩など30分程度の軽い運動を毎日、取り入れるようにしましょう。

夜もできるだけ同じ時間帯にベッドに入るようにして、夜ふかしは避けて。こうした規則正しい生活を心がけることで、胃の調子は改善します。

胃酸を刺激しない食べ方を

食べすぎたり、脂肪分を多くとったりすると、しっかり消化しようとして、胃酸が多く分泌され、胃もたれや胸やけの原因となります。それを抑えるには、脂っこいものは控えめにして、腹八分目を心がける。

また、横になると胃酸が逆流しやすいので、食後すぐに寝ころぶのはやめましょう。

胃を圧迫しない

腹部が締めつけられると胃酸の逆流を招きやすくなります。前かがみになるデスクワークを長時間続けるのは避けましょう。姿勢を変えたりストレッチしたりして、時々体を動かして。ウエストをきつく締めるタイトな洋服も腹部を圧迫してしまいます。

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