「浜田雅功の休養」が心配以上に"安心できる"理由 "松本人志の騒動"と関連付けることは「無意味」

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ネット上には「一番の問題は、芸能事務所が人気あるタレントにテレビ局の要望で多くの仕事をさせること」などと両者の責任を指摘する声もありましたが、浜田さん本人がそれを一切ほのめかしていない以上、現段階では個人の思い込みというレベルにすぎません。

中には週休2日の会社員と比べて働かせすぎや仕事の集中を批判する人もいましたが、浜田さんは「人前に出てナンボ」であり、事務所に所属していてもセルフマネジメントが求められる芸能人。

一般人のわれわれが理解しえない心理や判断基準があり、自分たちと比べて「働かせすぎの事務所とテレビ局が悪い」と断定するのは、何より浜田さんに失礼でしょう。

「松本人志活動休止」の影響はあるのか

また、松本さんの活動休止を受けて、事務所とテレビ局が特に浜田さんの仕事を増やしたようには見えませんでした。

松本さんが活動休止を発表したとき浜田さんは「戻ってくるまで自分ができることを一生懸命やろうかなという感じです」などと語っていたことから、程度こそわからないものの心理的な負担はあったのかもしれません。

実際、昨年1月に松本さんが活動休止して以降、浜田さんは2人のレギュラー番組である「水曜日のダウンタウン」「ダウンタウンDX」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」を守ってきました。ただ、浜田さんの役割はほとんど変わらず、松本さんがボケていたところは他の芸人が代わりを務めるという構成・演出が見られます。

これは「ダウンタウン」を含む番組名だけでなく、構成・演出も変えないことが「松本人志を待つ」という意思表示の1つなのでしょう。

「孤軍奮闘してきたことのしわ寄せが来た」というニュアンスの記事がアップされ、「ここまで追い込んだ松本の罪は重い」などのコメントも見られますが、このように相方を批判することも浜田さんに失礼なのかもしれません。

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