「御上先生」で学ぶ"自分の弱点"潰す効率いい勉強 先生頼みではなく、自分で成績伸ばすためには

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「1:得意×できた」と「4:不得意×できなかった」というのは、自分の主観と客観が合致しているところになります。

「3:不得意×できた」というのは、苦手だけどラッキーで解けた部分であり、「苦手意識」がある分野であることに変わりはないため、対策するのにはややハードルがあります。

そして残る「2:得意×できなかった」は、解けるはずだったのに解けなかった、「できていたはずのところでできていない」分野になります。
これは、俗に言う「ケアレスミス」です。何かすごくもったいないことをしている可能性が高く、この分野をしっかり対策すれば、点数の取りこぼしが少なくなるのです。

ケアレスミスをしてしまった理由を考える

「できない」には「できない」なりの理由があります。それがたとえ自分が「得意」だと思っているものであっても、事実として「できていない」のですから、そこにはなんらかの原因があるのです。それを発見し、なぜできていないのかを理解すれば、すぐに「得意×できた」に持っていくことができます。だからこそ「得意×できなかった」をはじめに攻略すべきなのです。

人間は誰しも、「自分のことは自分がいちばんよくわかっている」と考えがちです。自分の得意も苦手もわかっている気になってしまいます。でも、それが本当に正しいのかどうかは、小テストや模試を受けてしっかりと何度も確かめていく必要があるわけです。

自分で自分のことを分析し、自分の勉強の計画を立てていくために、ぜひしっかり対策をしてみてください。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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