彼女が年収1000万円彼との婚約を破棄した"ワケ" お見合いから成婚まで3カ月、短さが物語る問題

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ところが、退会して1カ月後にみさとから、「婚約を解消したので、もう一度婚活をしたいです」という連絡があった。

あんなに幸せそうな顔で成婚退会をしていったのに、何があったのか。事務所にやってきたみさとに聞いた。

「相談所でお付き合いしていたときから、デートの計画や、行くお店をサクサク決めてくれる。グイグイ引っ張っていってくれる性格に惹かれていたのですが、成婚退会してからというもの、それが逆に嫌なところに思えてきたんです」

自分の思い通りにならないと…

彼の計画したことや言ったことをみさとが受け入れないと、途端に機嫌が悪くなった。また男女の関係を初めて持ったときにも、違和感を覚えた。

「性癖が変わっているというか。最初は、少しくらいなら合わせてあげようと思ったのだけれど、どんどん自分勝手にエスカレートさせていくので、もうついていけないと思うようになりました」

出会ってから、瞬間湯沸かし器のように沸騰していた気持ちも、しょうたの本来の性格や態度があらわになってくるとクールダウンしていった。

“長い結婚生活を送るのは、この人ではない”と判断した。

そして「婚約は解消したい」と伝えた。すると、そこはしょうたの部屋だったのだが、「何言ってんだ、今さら!」と鬼の形相になり、大声で怒鳴りだし、床をドスンドスンと何度も思い切り踏みつけた。

「私、もう怖くて、上着を着てバッグを持って、部屋から逃げ出そうとしました。そうしたら、腕をつかまれて止められた。それもまた怖くて、全力で振り切って、一目散に外に飛び出しました」

そこからは2度と会うことはなく、話し合いは電話とLINEのやり取りになったという。両親にも相談し、最後は父親が電話で『この結婚は親としても認められない』と伝えた。

「ものすごくプライドの高い人だったので、父の一声であっさりと婚約解消に同意しました」

ところがその後、驚くべき連絡が来た。

自営業のしょうたは買い物をしたり、飲食をしたり、映画や催し物を見に行ったりした出先で、必ず領収書をもらっていた。

「私とデートで行った場所の入場料や食事をしたレストランの領収書が写メで送られてきて、その半額を請求されたんです」

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