有料会員限定

異質の四季報「春号」で有望銘柄を見つけるコツ 元編集長の山本隆行が注目ポイントを徹底解説

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

また、欄外に掲載する、前号から四季報予想が大きく変化した場合の矢印マークや、会社よりも強気、弱気予想の際に掲載する顔マークも今期予想が対象のため、春号では見出しと一致しない。

ただし、第1四半期決算を発表して間もない8、9月期決算企業で、期初予想を上方修正した銘柄は狙い目。この時点で業績予想を引き上げた企業は再度、期中に上方修正する可能性が高いからだ。

四季報「春号」の裏技

春号は使いにくい印象を受けるかもしれないが、来期を先取りするうえで欠かせない号だ。今期業績は株価におおむね織り込まれているため、すでに株式市場の関心は来期に移っている。むしろ、今期業績予想と見出しにちぐはぐ感が大きい銘柄に注目したい。前述の旭ダイヤモンド工業のように、V字回復や急成長銘柄を先回りして探すにはうってつけの号なのだ。

そこで有望銘柄探しに役立つ、春号の裏技をお伝えしよう。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD