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「いずれトランプは飽きられる」出口治明氏が警鐘 フジ日枝氏の40年支配で見えた「日本の特殊性」

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そして出口氏に筆者が聞きたかったのは、いま世間の注目が集まるフジテレビの経営問題だ。なぜなら出口氏はかねてより日本の労働生産性と女性の社会的地位の低さを「日本の恥部」と断じ、日本企業にいまだはびこる「昭和のおじさん文化」を一貫して批判してきたからだ。

でぐち・はるあき/1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。1972年、日本生命保険相互会社入社。2006年にネットライフ企画株式会社を設立、2008年にライフネット生命保険株式会社へ社名変更し、社長就任。2012年上場。2018年立命館アジア太平洋大学(APU)学長に就任、2023年12月から学長特命補佐(撮影:尾形文繁)

出口氏にフジテレビの経営問題について意見を求めると、開口一番「フジテレビは信頼を取り戻すのに3年から5年はかかるでしょう」と断言した。

なぜ3年から5年という時間が必要なのかを聞くと、「日枝久相談役はまだ辞めてないでしょ。87歳ですね。アメリカの大統領は長くても8年だが、フジテレビでは40年近く1人がトップでいる。そうなると社員皆がゴマすりになりますね」と続けた。

日本の企業ではオーナーでもない経営者が、長期にわたって経営を支配するケースがある。この理由を出口氏は「日本は特殊な国だから」と語った。

なぜ40年も権力を握れたのか

「日本では天皇の皇位継承権者は1人ですが、イギリスでは王位継承権者は何人いるのか知っていますか。推計で4000人を超えると言われています。えらい違いですね。だから日枝さんのように40年間権力を握り続ける人がいても、誰も疑問に思わないんです」

そして最後に出口氏はこうした問題がネットやSNSでフェイクニュースも含め加速度的に情報が拡散していく状況についてこう語った。「確かに誰もが嘘を信じるが、嘘は必ずばれます。そして情報の旬は2週間から長くて半年でしょうね」。

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