「医学部受験より苦労」女性医師が選んだ結婚相手 "女性医師の婚活"が放送中のドラマでも話題

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今回取材した皆さんは、あらかじめ医師であることを開示して婚活していたからだと思いますが、女性医師だからといって相手から敬遠されたという経験をしている方は多くありませんでした。

では、なぜ女性医師の未婚率は高いのか。男性医師と結婚したい女性が多いのに対し、いろんな職業の女性がいる中であえて女性医師と結婚したいという男性があまりいないという不平等さが婚活を難しくしているのでしょう。

「自分と同程度の年収」を求め、同業者との結婚を望む女性医師は少なくありませんが、職場結婚ならばライバルはさほどいないものの、マッチングサービスを利用すると、モテる男性医師は争奪戦になってしまうのです。

「医学部受験より大変だった」

取材を通じて、女性医師の婚活の厳しさを知りました。何人かの女性医師からは、「医学部受験よりも大変だった」という声も耳にしました。結婚は相手がいることなので、自分の努力だけでは達成できない側面があります。婚活は、労力に見合う結果を感じにくい場合もあるでしょう。

共働き夫婦がスタンダードになった今、安定した専門職に就いていることは、婚活市場において男女ともに肯定的に評価されます。しかし、医師であることが人気に直結するのは男性側だけです。

結婚相談所で婚活中の女性の年収ボリュームゾーンは年収300万~500万円程度。医師以外の女性たちは、医師とのお見合いが決まれば気合を入れてオシャレをし、会話を盛り上げる努力をします。

このようなライバルがいることを理解したうえで、よい出会いをつかんでほしいと思います。

取材協力:小林りこ

菊乃 恋愛・婚活コンサルタント

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きくの / Kikuno

恋愛婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。アメブロ公式ブロガー。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)、『7日間でとびきり愛される方法』(かんき出版)など。

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