「医学部受験より苦労」女性医師が選んだ結婚相手 "女性医師の婚活"が放送中のドラマでも話題
ちなみに、茜さんの考える「低くない年収」は800万円でした。婚活男性の中で800万円は高収入の部類です。結婚相談所パートナーエージェントによると、男性会員のうち、茜さんが希望する年収1000万円以上の割合は8.6%でした。
とはいえ、茜さんは婚活にはおよび腰です。初対面の人と会って話すのが苦手なのだそうです。
実は茜さんは、30代前半の頃に医師向けの結婚相談所に入会した経験があります。この結婚相談所では、医師・歯科医の他にも、医師・歯科医と結婚したい人も登録できるようになっています。
「入会時の説明で、何人かの医師のプロフィールを見せられたのですが……。その中に知り合いの男性医師が交じっていました。でも、私が知る限り、その人には交際相手がいました。のちに、その結婚相談所には男性医師は格安で登録できるということを知りました」(茜さん)
結婚相談所から紹介された男性医師は茜さんより10歳以上年上の40代だったり、あまり清潔感がない人だったりと、会って話してみたいと思える人がおらず、精神的に余裕のない時期だったということも重なり、結局誰とも会わずに退会しています。
相手の親に反対される「あるある」
真衣さんは現在婚約中の30代半ばの女性医師です。真衣さん(仮名)も婚活を開始したときに希望した相手の職業は医師や弁護士で、年収は自分と同等以上の方をお探しでした。
「医師との出会いもたくさんあったのですが、他の業界の人と会って話すことで自分の世界が広がる発見や学びがあり、楽しかったですね。すぐに相手の職業に対してのこだわりはなくなりました」(真衣さん)
結果的に真衣さんより高収入の旧帝国大卒のITエンジニアの男性と婚約します。利用したサービスは始めはマッチングアプリでしたが、結婚相談所に乗り換え、そこで成婚退会をしました。婚活期間は約2年間です。
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