メンバーを目標達成に導く「教え方」7つのコツ 脳はイメージしていることを実現しようと働く

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脳は意識していること、イメージしていることを実現していきます。

不良に意識を向けると不良を出したイメージが湧いてきて、不良を出してしまうことになります。脳はイメージしていることを実現しようと働くからです。

ですから、不良ではなく、「良いことやできたこと」に意識を向けて、できるイメージを持てるようにしたいですね。

そこで、できたことに対して「お祝い」をすることをお勧めしています。目標に到達したということはもちろん、連続何日続いているとか、先月よりも増加したとか、進捗率が一番だとか、昨年より伸び率が2倍になったとか……他にも様々な切り口で「お祝い」のタイミングができるはずです。

目標に向けた行動を評価する

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会社都合のデータ(結果の数値)で評価しているだけでは、一部の人は喜びますが、ほとんどの人は不満になっています。

そうではなくて、自分で決めた目標に向けた行動を評価(スコアリング)してあげましょう。

社内で通知や周知をしてあげる、会議で発表するといった方法以外にも、賞品を用意するなど、メンバーが喜ぶ、何らかの「お祝い」を用意するといいでしょう。

こうすることは、「望ましい行動」を習慣化することが目的です。

ダメ出しを習慣にしている会社は多いですが、「お祝い」が習慣になっている会社は素敵ですよね。

飯山 晄朗 メンタルコーチ、人財教育家

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いいやま じろう / Jiro Iiyama

富山県高岡市出身。石川県金沢市と東京青山にオフィスを構え、全国で活動している。メンタルコーチを務めたアスリートがリオデジャネイロ五輪で銅メダル、平昌五輪で金メダル、東京五輪で金メダルを獲得。また高校野球で、歴史的大逆転劇で甲子園出場を決める、24年ぶりの甲子園決勝進出など、その実績は数えきれない。

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