メンバーを目標達成に導く「教え方」7つのコツ 脳はイメージしていることを実現しようと働く

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「やりなさい」では義務感になってしまいますから、部下や後輩と一緒に喜びを表現してあげて下さいね。

シンプルだけど重要な「お祝い」の習慣

楽しんで努力することが重要ですが、これを部下や後輩と一緒にやってほしいのです。そして、もっと目標に向けた努力を楽しむために「お祝い」も用意してみてはいかがでしょうか。

ミスをしたり、失敗に対して通知を出す、周知するということはあったりしても、「良かったこと、できたこと」に対する通知や周知を図るといったことは少ないかもしれません。

ある意味、できることが“当たり前”になっていることが多いからだと思います。

例えば、ものづくりをしている製造業でも、不具合や不適合など不良に関することを周知する、会議で発表するということはあっても、「納期どおり納めた、不良がなかった、誰も怪我なく安全に仕事ができた」ということを通知する、会議などで発表するということは少ないかもしれません。

すると社員は「また不良だよ」「必ず何か不良が出てくるな」などとネガティブになってしまいます。

本来の目的は「改善してほしい」「不良が出ないようにしてほしい」ということなのですが、実際には不良は一向に減らないということがあります。

これは脳が「何に意識を向けているか」ということに関係しています。

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