メンバーを目標達成に導く「教え方」7つのコツ 脳はイメージしていることを実現しようと働く
なぜ努力が報われないのかというと、その努力に「しなければいけない」という義務感の感情を抱いているからです。これは脳にとって非常に不快な状態ですから、集中できず、効率も上がりません。
だから、いくら努力してがんばっても報われないのです。こんなことを続けていては目標達成どころか、最悪の場合、体調が悪くなったり、メンタルを崩したりするかもしれません。
ということは、脳が快く感じる努力なら報われるはずです。
脳は思っていることよりも「やっていること」を信用する
例えば、スマホでゲームをやったりYouTubeを見たりしているときはどうでしょう。楽しくてぜんぜん苦になりませんし、時間を忘れて集中してしまいますよね。
これと同じように仕事に取り組めたら、どうでしょう。必ず成果をあげることができると思いませんか?
「そうは言っても、仕事とゲームは違うから」などという反論がありそうですが、私からしたら同じです。
高得点を出したり、強敵を倒したり、新しいアイテムを手に入れたり……やっていることは仕事と同じですね。そしてクリアしたら「よっしゃー」とか「できた!」と言いながら笑顔になったり拍手したり、ガッツポーズをしているかと思います。
実はこれがポイントなのです。脳は「思っている」ことよりも「やっている」ことを信用します。
1つの仕事を終えたら「よっしゃできた!」と笑顔で言う。何かを達成したら笑顔で「やったー!」とバンザイする。このようにシンプルに、表情や動作、行動を変えることで、脳は「このことが楽しい」と認識してくれるのです。
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