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キャリア・教育

メンバーを目標達成に導く「教え方」7つのコツ 脳はイメージしていることを実現しようと働く

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  • 飯山 晄朗 メンタルコーチ、人財教育家
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「得るは捨つるにあり」。この言葉は何かを得ようと思えば、何かを捨てる覚悟がいることを表現しています。つまり「どんな順序で進めるか」を考えることを示唆しています。

主なものに「時間」がありますね。例えば、資格取得を目指そうと思えば勉強の時間を確保しなければなりません。そのために、これまで趣味に使っていた時間や家族との時間を削る必要があるかもしれません。

ただ、実は「捨ててしまう」ということではありません。優先順位の問題なのです。まず、ここまで行って、次にあそこに向かって……といった具合に、優先順位を決めて歩み始めること。これが目標実現の近道なのです。

チャンクダウンを活用する

優先順位を考える際に、コーチング手法の「チャンクダウン」を使うといいですね。チャンクとは、まとまった「かたまり」を意味する言葉で、チャンクダウンは、このかたまりを複数の小さいかたまりに分割するという意味です。

例えば、まず「目標に向かうために必要なことは何ですか?」といった質問で選択肢を出していきます。次に「最も優先したいこと(すべきこと)は何ですか?」「その理由は?」「その次は?」といった質問で具体的に取り組む順序を決めていきます。

時間や労力、お金など、限られたリソース(資源)の中で取り組むわけですから、あれもこれもというわけにはいきません。「今は、何をして、何をやらないのか」を決めることが必要になります。

「成果をあげるための秘訣を1つだけ挙げるならば、それは集中である」

現代経営学の父と称されるピーター・ドラッカー氏はこのように言っています。

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【「まずはこれ」と「選択」する】

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