「あおり運転」の恐怖から身を守る5つの注意点 あおられたときは「逃げること」だけを考える

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あおられたときに絶対にしてはいけないのは、あなたが感情的になることです。とにかく逃げることだけを考えるようにしましょう。

さまざまなトラブルを誘発する「ながらスマホ」

歩いているときにも、トラブルに巻き込まれることがあります。注意したいのは、背後です。いきなり後ろから襲われると、あっという間に犯人の思いのままにされるリスクが高いからです。

そんな危険から身を守るために、避けたいのが「ながらスマホ」です。

スマホでSNSやメールのやりとりをしたり、ニュースサイトや動画を見ていて画面に夢中になっていると、無防備な状態になるからです。

ながらスマホは、背後だけでなく、前からの危険も回避できなくなることもあるので注意してください。ながらスマホで歩いていて前から来た人とぶつかってケガをさせることがあれば、あなたは事故の加害者です。

ながらスマホはいけませんが、人通りが少ない道や街灯がない暗い道を歩いているときに、護身用としてスマホを手に持って歩くのはおすすめです。

スマホは電源ボタンを素早く5回押すと、緊急SOS機能が作動して大音量で警告音が鳴ります。つまり、防犯ブザーの代わりになるからです。万一のときの手段として覚えておくと便利です。

イヤホンを使って音楽を聴きながら歩くのも危険です。犯人が背後に迫ってきても、気づかないことがあるからです。

もちろん、背後に迫る犯人から身を守るには、人通りが少ない道や街灯がない暗い道をひとり歩きしないことが基本です。犯人は、人目につく場所や死角がない場所では何もしてきません。

夜遅くに帰るときは、遠回りになって時間がかかったとしても、明るい場所を歩いて帰るようにしましょう。どうしても暗い道を歩かなければいけない人は、タクシーに乗って帰るのもいいと思います。

歩いているときは、ひったくりにも注意です。

歩いている人にバイクや自転車で近づいて、バッグやスマホを奪い去っていくのがひったくり。ひったくり犯の約8割が、後方から接近すると言います。背後からの不審者同様、ながらスマホやイヤホンの着用は危険だということです。

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