「あおり運転」の恐怖から身を守る5つの注意点 あおられたときは「逃げること」だけを考える

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あおり運転されないためには、まず交通ルールを守って無理な運転をしないことです。無理な運転とは、次のような行為です。

● 強引に車線変更をする
● 赤信号直前なのに突入する
● 急ブレーキを踏む
● クラクションを鳴らす
● 法定速度を大きく下回る速度で走行する……

後ろの車のドライバーを怒らせたり、イライラさせたりしなければ、あおられるリスクは格段に減ります。

あおり運転に巻き込まれたらどうする?

交通ルールを守って運転していても、あおられるリスクがゼロになるわけではありません。あなたの運転が原因ではなく、後ろの車のドライバーが個人的な理由でイライラしていることがあるからです。

中には、あおり運転を楽しんでいる異常者もいます。

対策としては、ドライブレコーダーを車の前後に付けることです。

最近は、標準装備されている車が多くなりましたが、前だけでなく、後ろにも付けることをおすすめします。ドライブレコーダーを装着しているのが相手にわかるだけで、抑止力になります。

はっきりわからせるために、「ドライブレコーダー前後録画中」といったステッカーを貼るのもいいでしょう。

それでも、あおってきたらどうするか?

路肩に停めたり、車線変更できたりするときは、後ろの車に道を譲りましょう。後ろの車が追い越してくれたら、もうあおられることはありません。ただし、焦ると二次被害を起こす危険性があるので、落ち着いて運転してください。

幅寄せしたり、前に出て急ブレーキをかけたりするなど悪質な場合は、こちらが車を停めると、相手も車を停めてドライバーが降りてくることがあります。

そういうときは、ドアロックをして窓やドアは絶対に開けないようにしてください。そして、ためらわず110番通報です。同乗者がいる場合は、車を停める前に110番通報してもらいましょう。

近くに交番や警察署があるときは、逃げ込むのもいいでしょう。

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