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ビジネス #5000社の事例から導き出した「人的資本経営大全」ー日本企業最後の伸びしろ

「"優秀な人"が集まる会社」一体どう作ればいいか 「まず経営が変わるべき」必要な"大胆変化"は?

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  • 田中 弦 Unipos株式会社代表取締役会長
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「キャリア自律志向の強い人材」を、ひとつの企業で独占しつづけることはなかなかできません。

だからこそ、「人」と「組織」にたえず投資し、会社を「優秀な人が集まり、とどまり続ける」魅力的な場にしなければならないということです。

「人に投資しない企業」には「人が集まらない」「離職率も増える」ということが、これからますます起こってくるのです。

転職ありきじゃない「そこで何ができるか」

ただし、何もすべての人が「転職ありき」というわけではありません。

「いまいる会社で望むキャリアが実現できるなら、それで十分」と考えている人も大勢います。

むしろ人間関係がすでに構築されていて、より高いレベルでの挑戦が社内ででき、「組織カルチャー」もフィットするなら、「キャリア自律志向」の強い人でも、「わざわざ会社を辞めて転職するより、この会社で挑戦する」という人は大勢います。

複数の会社を経験するのも、ひとつの会社にとどまりつづけるのも、「個人のキャリア設計次第」という時代に来ています。

だからこそ、「企業に都合のいい能力開発を行い、人材を長期雇用する」という従来型の経営の会社には、人は集まってきません。

そうではなく、「企業で働く一人ひとりが自分に最適な能力開発を行い、企業がそれをサポートする(そして、その能力を借りる)」という「人的資本経営」へのシフトが、いま求められているのです。

そうした考えを基本としていないと、人材はすぐにみなさんの会社から去ってしまうし、そもそもみなさんの会社に集まってもこないでしょう。

*【この記事の前半:そもそも今なぜ「人的資本経営」が必要なの?】→「100万人足りない」"超人手不足時代"到来の衝撃

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