「気付けば人生一変」夢が叶う"成功脳"育て方6選 「大金持ちになる才能」はすべての人の中にある

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

なお、誰のなかにも“生まれつき大金持ちになれる能力”が眠っていると述べる著者は、持続的な経済的成功を手にするために必要なものは洞察力と忍耐力のふたつだけだと述べている。

ここでいう洞察力とは「ビジネスチャンスを見つけ出す力」のこと。いいかえれば洞察力は成功へと続く道を照らすライトであり、その気になって探せば、ビジネスチャンスはいくらでも見つかるということだ。

重要なのは、探し方を学ぶこと。そして、自分がどのような価値を生み出せるのかを知ること。それを実現するためには、最後までやり遂げるという強い意志が求められるわけである。

成功の必須条件

著者はいつも、「なにかをするのなら、それで一番になれ。それが無理ならほかに誰もしていないことをせよ」という格言に従って生きているのだという。ほかに誰も同じことをしていないのであれば、そのことに関しては一番になれる可能性があるからである。

そして成功のためには、「成長のマインドセット」を持つ必要がある。「成長のマインドセット」は、スタンフォード大学教授のキャロル・ドゥエックが自著『マインドセット「やればできる!」の研究(今西康子訳、草思社、2016年)』の中でつくった言葉である。(18ページより)

ドゥエックは何十年ものあいだ、成長と失敗に関する学生たちの態度を研究してきたのだという。大きな失敗をしても簡単に立ちなおる学生がいる一方、ほんの小さな失敗でも打ちのめされてしまう学生がいる。その理由が知りたいと考えたのだ。たどり着いたのは、その時々の外的環境ではなく、自身の能力に対する先入観が原因である可能性が高いということだった。

たとえばある学生は「固定的な」マインドセットの持ち主で、自分は頭が悪いと信じ、それを自分にはどうすることもできないと思い込んでいた。そういう学生にとって知性とは生まれつきのものなので、失敗は自分の運命だと考えてしまう。よい結果など出るはずがないとわかっているのに、なぜ努力する必要があるのかと考えてしまうのだ。

次ページ人生は「成長のマインドセット」で一変する
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事