「世界が感動」浅野忠信スピーチが心を掴んだ必然 技巧がなくても人の心を動かすことはできる
日本時間の1月6日午前、第82回ゴールデン・グローブ賞にて『SHOGUN 将軍』が作品賞、主演男優賞、助演男優賞、主演女優賞の4冠を達成しました。助演男優賞に輝いたのは俳優の浅野忠信さん。その時の受賞スピーチが絶賛されています。
スピーチは時間にすると約40秒。誰にでもわかるような英語でストレートに受賞の驚きと喜び、そして感謝を伝えています。
ゴールデン・グローブ賞公式動画のコメント欄には、
「伝える内容と同じくらい、伝え方が大事ってこの人みるとそう思う。ホントにうれしさと感謝が伝わってくる」
「彼は、自身の驚きと喜びを表現するのに通訳を必要としないね」
「浅野忠信さん本当に嬉しそうwみてるこっちもハッピーになりました」
等々、スピーチの内容や伝え方、浅野さんの佇まいについて好評が寄せられています。また、「ニューヨーク・タイムズ」では「最も誠実なスピーチ」と評されています。
自然体のスピーチが心を掴む
浅野さんのスピーチが私たちの心を掴むのは、スピーチの内容そのもの以上に、その自然体な伝え方にあるのだと考えられます。そこには特別な技巧が凝らされているわけではなく、自身の驚きや喜び、そして感謝を素直に表現している様子がうかがえるからです。
助演男優賞が発表された瞬間、浅野さんは、眉を上げ、目を見開き、大きく口角を引き上げます。驚きと幸福表情です。驚きは予期せぬ出来事に起因して生じる感情です。自身が受賞するとは思っていなかったのではないでしょうか。
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