以前、政治家や経営者、文化人などが集まるある会に参加したことがあります。
そうそうたる顔ぶれでしたが、会計は驚くほどシンプルでした。
そうそうたるメンバーが「5円単位」まで割り勘
全員が、きっちり割り勘で支払うのです。それも、5円単位まで。
最後に数円の端数が出ると、じゃんけんで決めるほど徹底していました。
印象的だったのは、誰一人として「ここは自分が払う」と言わなかったことです。むしろ、それがとても心地よく感じられました。
全員が同じ金額を払うことで、そこには自然と「対等な関係」が生まれます。
逆に、誰かが多く支払うと、その瞬間に見えない上下関係が生まれてしまうことがあります。
もちろん、年齢差や関係性によっては例外もありますが、基本的にはフラットな関係をつくるために、割り勘は非常に有効です。
飲み会は単なる食事の場ではなく、人間関係を築く大切な機会です。
だからこそ、最後の「会計」まで含めて設計することが、その場の価値を大きく左右します。
小さな配慮の積み重ねが、「また会いたい」と思われる関係につながっていくのです。
