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トランプ政権入り狙うテック業界エリートの奔走 イーロン・マスクに接近、「就活」フルスロットル

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(写真:Doug Mills/The New York Times)

運輸長官にウーバーの元幹部が、厚生長官にピーター・ティールの元側近が、そしてイーロン・マスク率いる政府効率化省(DOGE)には多くのテック業界幹部が集結する――。

これは、ドナルド・トランプ政権発足を前にシリコンバレーのエリートたちが描く人事構想だ。テック業界のリーダーたちは水面下で連携し、閣僚人事にシリコンバレーの足跡を明確に残そうと、自らの仲間を推している。トランプの政権人事はそうした働きかけにオープンと見えるためだ。

政権人事で際立つマスクの存在感

働きかけは、主にマスクを介して行われている。世界一の富豪であるマスクはトランプ陣営の政権移行チームの正式メンバーではないが、事実上の政権関係者だ。政権移行チームの正式メンバーである次期副大統領J・D・ヴァンスもまた、ベンチャーキャピタリストとしての経歴から、シリコンバレーと深いつながりを持っている。

つまり、テック業界の投資家や幹部たちは、たとえ最終的に働きかけが実を結ばなかったとしても、金融や石油・ガスなどの他業界に比べ、トランプの関心を集めやすい立場にある。トランプ政権移行チームからのコメントは直ちには得られなかった。

マスクの活動内容に通じた3人の関係者によると、マスクの友人で投資家のジョー・ロンズデール(パランティア共同創業者)はフロリダ州パームビーチにあるトランプのリゾート施設マール・ア・ラーゴで1日余りを過ごし、マスクの政権移行作業を手伝ったという。

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