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中国が「アメリカ大統領選への態度」を変えた狙い 4年前の"大統領選に関心はない"から変貌

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  • 町田 穂高 パナソニック総研 主席研究員

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(イメージ画像:hekikuu / PIXTA)
※本記事は2024年10月5日8:00まで無料で全文をご覧いただけます。それ以降は有料会員限定となります。

これまでのところ、中国外交部報道官が今年のアメリカ大統領選挙について問われた場合、「大統領選はアメリカの内政でありコメントしない」というオーソドックスな応答を続けている。同時に、「大統領選で中国を利用すべきではない」とも述べ、選挙戦で中国が話題とされることにくぎを刺している。

だが前回、2020年の選挙の際には、外交部報道官は「大統領選に関心はない」と応答していた。これには、まるでアメリカ大統領選には意味がないかのように見下したニュアンスが含まれるのに対し、今回の選挙では「戦狼」的な発言を封印している。

こうした変化は、中国の対米政策の路線変更を反映しているのだろうか。中国の目から見た大統領選とはどのようなものだろうか。

アメリカとの対話に積極的になる中国

中国がアメリカ大統領選に関する発信を変えた背景には、米中間で意思疎通が頻繁に行われるようになったことがある。昨年11月に行われたサンフランシスコでの米中首脳会談以降だけでも、下表のとおり、ハイレベルを含めた多くの対話が実施されている。

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