東洋経済オンラインとは
ビジネス #iPhone「スマホ王者」の岐路

iPhoneに対抗!「40万円の三つ折りスマホ」の全貌 発表1日で500万台予約、ファーウェイ新スマホ

6分で読める
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

INDEX

ファーウェイの三つ折りスマホ(写真:ファーウェイ公式アカウントより引用)

iPhone 16の発表会から半日後の9月10日午後、中国では通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の新スマホ発表会が始まった。

開くと10.2インチになる世界初の三つ折りスマホの価格は最廉価版で1万9999元(40万円)。それにもかかわらず、予約数は発表から1日足らずで500万台に迫る。今年は中国市場でアップルを抜いて首位に立つことも、現実味を帯びている。

新iPhoneの発表会は例年9月に行われ、新機能、カラーバリエーション、価格……と関連ニュースがこれでもかというほど放出される。だからほかのメーカーは通常、この時期を避けて新商品を発表する。

iPhoneの新製品発表会にぶつける

ところが今年はファーウェイが同じ日(日本時間)にスマホの発表会をぶつけ、中国では「アップルとファーウェイの戦争」と騒然となっている。日本の読者は「ファーウェイってまだスマホ作ってるの?」と疑問に思うかもしれないが、昨年、突如復活したのだ。

【写真12枚を見る】ファーウェイの三つ折りスマホ。気になる外観や、開いた様子も。新製品発表会は「まるで五輪開会式」のようだった

ファーウェイは2019年、アメリカ政府の禁輸措置を受けて、スマホ生産に必要な半導体調達を封じられた。アンドロイドOSやグーグルのGMS(グーグル・モバイル・サービス)と呼ばれる検索や地図、メールなどのアプリも搭載できなくなり、日本をはじめ多くの国から、同社のスマホが消えた。

次ページが続きます:
【三つ折りスマホ、広げてみた状態】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象