プルデンシャル生命が信託子会社を設立。
多様なニーズに応える
生命保険信託の普及を目指す。
プルデンシャル生命保険
一谷●ありがとうございます。当社としては、このような仕組みが早く社会に広まってほしいと願っています。当社は1992年11月に、余命6カ月以内と判断される場合に、生きているうちに保険金をお支払いする「リビング・ニーズ特約」を日本で初めて開発したのですが、今では世に広く知られるサービスとなりました。生命保険信託についても、多くの生命保険会社が取り扱うようになればいいと思っています。
信託子会社設立で実現する
さらに安心できめ細やかなサービス
小谷●なるほど、とても意義ある取り組みですね。今回、自社で信託子会社を設立する理由はどこにあるのでしょうか。
一谷●生命保険信託の仕組みをより多くの方にご利用いただくことを目的としています。これまで信託銀行の信託代理店として生命保険信託をご案内してきました。しかし、信託銀行では、店舗や営業社員の数などに限りがあります。そこで、信託銀行との提携は維持した上で、新たに設立するプルデンシャル信託株式会社の生命保険信託をお客様にご案内いたします。
当社のライフプランナーも、これまで以上にきめ細かなサービスの提案ができるようになると自負しています。
小谷●生命保険はなかなか見えづらく、特に自分が亡くなってからのことは想像することが難しいですね。今日、一谷社長のお話をうかがって、その課題を解決できる選択肢があることを知り、安心できました。
一谷● 当社の創業者である坂口陽史は、「生命保険は人生最後のloveletter」という言葉が好きでした。我々はそのlove letterに込めた思いを、すべてきちんと形にするためには信託という仕組みが不可欠だと考えました。引き続き、お客様の「想い」をお届けする質の高いサービスの提供に力を入れていきます。