プルデンシャル生命が信託子会社を設立。
多様なニーズに応える
生命保険信託の普及を目指す。
プルデンシャル生命保険

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一谷●生命保険信託は、お客様に万一のことがあった場合に、信託会社が死亡保険金を管理し、生前にお客様と契約した内容に従って交付していく信託商品です。

生命保険信託では、お客様は、保険金をいつ、誰に、どのように渡していくかなどを、生前に設定することができます。一般的に、生命保険の受取人は、家族など一定範囲内の親族に限られています。たとえば、受取人を母校にして寄付をするといったことはできません。生命保険信託なら、ご契約者様が亡くなった後、信託会社が死亡保険金による財産を確実に管理・保全することによって、お客様が生前に指定された相手に指定された金額を交付することができます。

小谷真生子
1965年生まれ。86年、日本航空入社。90年の退社後、NHK「モーニングワイド」、テレビ朝日「ニュースステーション」等を経て、98年よりテレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」のメインキャスターとして活躍。現在、BSジャパン「日経プラス10」メインキャスターとして出演中

小谷●ライフスタイルが多様化する中で、シングルマザーやシングルファーザーも増えています。未成年の子どもなどを残して自分が亡くなるといったことを考えると、生活資金や学費などを必要なときにきちんと残したいという思いがあるでしょうが、生命保険信託ならそれが実現するわけですね。

一谷●その通りです。当社のライフプランナーがニーズのあるお客様を信託銀行にご紹介し、これまでに約60件のご契約が成立しています。その中には、シングルマザーやシングルファーザーのお客様のほか、障がいのあるお子様をお持ちの親御さん、親御さんの介護をされている独身の方など、多様な方々がいらっしゃいます。このほか、自分が亡くなった後は、お世話になった社会福祉法人や母校に寄付をしたいという方もいらっしゃいます。特に、未成年や障がいのあるお子様の場合は、保険金を受け取った後の財産管理に不安があるという声が聞かれました。生命保険信託を活用いただくことでその不安がなくなり、自分が亡くなった後の保険金の使い方についての「想い」も実現できると、ご評価をいただいています。

小谷●「信託」というと、一定の資産を保有している富裕層の方が、相続などの課題に対応するために利用するのが一般的だと思われます。信託銀行を利用したことがないという人が多いのではないでしょうか。その点で、今回御社が子会社を通じて提供する生命保険信託は手数料も抑えられていますし、信託のハードルを下げるものですね。今はさほど大きな資産がないといった人も含めて、誰でも信託のメリットを活用できそうです。素晴らしいスキームだと思います。

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