そのプロフェッショナルファームには
成長する人たちがいる
KPMG/あずさ監査法人
KPMGグローバル全体で
質の高いサービス提供に取り組む
KPMGコンサルティング リスクコンサルティンググループマネジャーのプレット・ブレアさんは、米国KPMGとのローテーション制度で2014年に来日した。
「前職の銀行からKPMGに転職した年に、東日本大震災が起き、日本に来てボランティア活動に参加しました。そのときから日本で仕事をすることに関心を持っていました」
現在は、KPMGコンサルティングのコンサルタントとして、国内外のグローバル企業のリスクマネジメントなどを担当している。
「国や地域が異なっても、複雑かつ困難な課題に直面しながらも情熱を持ってクライアントを支援するKPMGのカルチャーに違いはありません。クライアントに対して、髙い品質のサービスをチーム一丸となって提供しようとする点も同様です。私も、日本に来て、KPMG FASのフォレンジック(不正調査)などのチームと緊密に連携しながら業務を行っています。
ビジネスパーソンとして成長するには、いいメンター(指導者)と巡り会うことが大切だというのが私の持論です。その点で、KPMGはメンターになりうる人材が豊富です。
また日本に来て、KPMGジャパンの誰にコンタクトすれば円滑に仕事が進むかわかりました。私は16年に帰国する予定ですが、それ以後も一緒に仕事をすることが多くなると思いますので、この経験は役に立つと思います」
「ずっとKPMGで働きたい」
という声に応える組織をつくりたい
あずさ監査法人 パートナーの齋尾浩一朗さんは、同法人で会計アドバイザリーに関する業務に携わりながら、KPMGジャパン 統合報告アドバイザリーグループのリーダーも務めている。
「最近では、財務情報と非財務情報を統合する情報開示に関心が高まってきています。当法人では、アカウンティング・アドバイザリー・サービスに特化した部門を設けるとともに、KPMGジャパン横断で、きめ細かなサービスを提供しています」
監査法人と言えば、文字どおり監査業務を行うのが主たる業務だ。そこでのアドバイザリーとはどのような仕事なのだろうか。
「企業開示における監査法人の責任が大きくなっています。ただ、企業の最高財務責任者(CFO)や最高経営責任者(CEO)の悩みに応えるには、財務諸表とは別な側面からの支援が不可欠です。当法人でアドバイザリーに従事する人たちは、会計監査の知識や経験を持ちながら、国際会計基準(IFRS)導入支援や経営管理の高度化などについても助言できることがモチベーションにつながっているようです。このようなサービスを通じて様々な機会が与えられているのもKPMGの特色です。今後は、より柔軟なチーム編成ができるように、制度を見直しているところです。『会社や職種は変わっても、ずっとKPMGで働きたい』という声が増えるといいなと思っています」
内容は異なるが、4人のコメントからはいずれも、それぞれの職場で生き生きと活躍する多くのプロフェッショナルの姿がイメージされる。さらにグループ全体で働きやすく魅力的な職場づくりに取り組む姿勢も特筆すべきだ。
さらなる成長を目指す人にとっても、KPMGジャパンはチャンスが多いに違いない。将来、会計士や税理士、コンサルタントを目指す人たちにとっても注目に値する組織だろう。