常にスマホを充電しておきたい人に言いたいこと 必ず知っておくべきバッテリー寿命を延ばすコツ

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では、スマホバッテリー問題にどう立ち向かえばよいのだろうか。効果的な対策は私たちの身近なところに存在している。本記事では、スマートフォンの充電問題を根本から変える3つの処方箋を紹介する。

 処方箋1:充電の最適化機能を活用する

スマートフォンの価格上昇に伴い、買い替えサイクルの長期化から業界全体でバッテリー劣化を防ぐ充電制御技術が課題となっている。すでに多くのメーカーが、独自の充電最適化機能を搭載している。これらの機能を活用することで、バッテリーの寿命を延ばし、充電に関する不安を軽減できる。

iPhoneには「バッテリー充電の最適化」という項目があり、Galaxyにも「バッテリーを保護」という項目がある。Xperiaやarrowsも同様の機能を搭載する。これらはユーザーの充電パターンを学習し、バッテリーの劣化を抑制する仕組みを採用している。

iPhoneでは、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と辿るとバッテリーの状態を確認できる。バッテリー充電の最適化は、ここからオンにできる(筆者撮影)

こうした充電最適化技術は、あえてゆっくり充電してバッテリーの消耗を抑える仕組みになっている。例えば、夜間に充電する習慣がある場合、80%まで急速充電した後、朝まで残りの充電を遅らせることで、バッテリーにかかる負荷を軽減する。また、充電が一定レベルに達すると充電速度を落とし、バッテリーへの負担を軽減する機能もある。

これらの機能を活用するには、スマートフォンの設定を確認し、該当する機能を有効にする必要がある(初期設定ではオフになっていることが多い)。たいていの場合、「設定」→「バッテリー」または「電池」の項目にある。

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