10年間成婚できない彼が今もこだわる女性の条件 何年も婚活を続ける男女、何がいけないのか?

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「舌を出すのは、会話しているときだけではなかった。食事に行ったのですが、口に食べ物を運び入れる直前に、舌がペロッと出てくるんです。迎え舌っていうんですよね。全般的に舌を出すのが癖なんだと思います」

“見た目でその人の印象が9割決まる”といわれている。

婚活においては、清潔感のある身だしなみは何よりも大切だ。それに加えて、人それぞれに行動の癖があるので、そこにも注意を払ってみてほしい。癖というのは自分では気づいていなくても、相手には違和感を与えていることが多い。そこをもう一度自身でチェックしてみたらどうか。

交際になったら、とにかく動く

最後に、婚活をしてもそれが成婚に結びつかない人の特徴として挙げられるのが、“交際になっても動かない人”だ。

お見合いの後、交際が成立すると、お互いの連絡先の交換となり、成立した日かその翌日に、男性が女性にファーストコールもしくは、ショートメールでファーストコンタクトをするのが通例だ。

婚活の場合、交際になった瞬間が最も気持ちのテンションが高い。そのときに、次に会う約束を取り付けるのがよいが、「今は仕事が忙しいので、落ち着いたら連絡します」と、2週間も3週間も音沙汰がないと、上がっていたテンションが急降下する。

お互いのことをまだ何も知らない。人間関係ができあがっていないときに下がったテンションは、二度と上がらない。

交際になったら、頻繁にLINEで連絡を取り合って、最低でも1週間に1度は会うことが大事。ただし、LINEを送るときに、気をつけなくてはならないことがある。

ゆかり(38歳、仮名)が、さとし(38歳、仮名)と交際に入ったのだが、筆者にこんな連絡を入れてきた。

「今回の方、その日のできごとを日記風につづる長文のLINEが毎晩、来ます。読むのも疲れるし、何を返信したらいいかわからなくて困っています」

LINEは、“相手にもらった文章量と同じ文章量を返さないと悪い”という気持ちが働く。頻繁にLINEを送ることは大切なのだが、短文がいい。LINEには、天候や1日あったことなどをさらりつづる。

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何の連絡も入れずに日にちが空いてしまえば、相手への存在感はどんどん薄れてしまうので、LINEによって自分の存在を認識させる。2人の距離を縮めるのは、電話やリアルに会って、会話をしたほうが効果的だ。

いかがだっただろうか? 

婚活に苦戦している人は、もう一度自分の婚活のやり方や行動パターンを見直してみてほしい。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラYouTubeも開設。

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