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将来にわたり、資産価値を維持向上できる条件は?
マンション選びの最新トレンド
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マンションについても、資産価値の維持がますます重要になるだろう。齊藤教授によれば、前述したように立地や共用施設が優れているマンションのほうが、価値が下がりにくいが、それと同時に重要なのが管理だという。

「『マンションは管理を買え』と言われるように、管理の内容が将来の資産価値を大きく左右します」

新築で入居したときから計画的な修繕や積立金の計画を立案し、実行していく必要がある。

「その点で重要な存在になるのが管理組合です。居住者全員が『自分たちのマンションの価値を守る』と意識を高く持ち、民主的に運営されている管理組合があるマンションは強いですね」

管理組合の合意形成をスムーズに行うのに大切なのが良好なコミュニティーだ。最近では、夏祭りやクリスマスパーティーなど入居者の交流イベントや、子育て支援のための親子向けワークショップなどを行うところもある。

「顔がわかり、あいさつを交わすといった、居心地のよいコミュニティーのあるマンションは、管理組合の運営だけでなく、防災や防犯にも効果があります」

自分や家族のライフスタイルに応じた
マンションを選びたい

「マンションの資産価値が市場で評価されるのが当たり前になるでしょう。マンションを終の棲家にする人だけでなく、子どもや孫に資産として残す人も増えてくると考えられます」と齊藤教授は話す。

もちろん、その前提として、家族が引き継ぎたいと思えるマンションでなければならない。

「マンションそのものの立地や管理だけでなく、街が持つ雰囲気や機能、アクセスなども含めて、総合的に問われることになります。子どもたちに生まれ育った街・家に帰ってきたいと言ってもらえるマンションはすてきですよね」

そのためには、物件が地域のランドマークになるだけでなく、地域と連携し、地域に親しまれるものであってほしいところだ。

「ここまでいろいろとチェックポイントを紹介してきましたが、マンション選びの判断基準は、『損か得か』だけではありません。大切なのは自分のライフスタイル、すなわち、自分や家族がどういう暮らしをしたいかです。ぜひその視点で、自分や家族にとって最適と思えるマンションを選んでほしいと思います」と齊藤教授は結んだ。

都心近接の大規模マンションがいま注目を集める
「プラウドシティ加賀学園通り」

都心へのアクセスが良いことはもちろん、優れた住環境や豊かな共用施設といった、住まいの本質ともいえる「将来をしっかりと見据えた物件」が注目を集めている。野村不動産が板橋区加賀において全363戸で展開する「プラウドシティ加賀学園通り」が、その一つだ。

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