インバウンドに沸く「お台場フードコート」の現在 外国人目線の「ザ・日本食」が集まる施設だ

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東京テレポート駅を出てイマーシブ・フォート東京の方面に歩いていくと、自動運転車両の案内があった。辺りを走行しているだけでなく、試乗体験もできるらしい。この辺りはその他にもモビリティ関連の施設として、シティサーキット東京ベイがある。23区で唯一のモータースポーツ・サーキットとして、EVのレーシングカート体験ができるという。

さらにサーキットの奥には、かなり巨大な建設中の施設もあった。おそらく2025年に開業予定の「TOYOTA ARENA TOKYO」と思われる。もともとトヨタの「MEGA WEB」があった地であり、今後も関連のコンテンツが充実していくのだろう。

自動運転試乗会集合場所
どんな乗り心地か、気になる(筆者撮影)
巨大な建設中の施設
サーキットの奥に、巨大な建設中の施設(筆者撮影)

「日本ならでは」のコンテンツが集まるダイバーシティ

さて、肝心のイマーシブ・フォート東京だが、入り口と思しきところまで行ったものの、拍子抜けした。ゆりかもめ・青海駅からすぐのところに小さな入り口が1つあり、係員も1人のみ。入っていく人はゼロではなかったものの、にぎわっているというには程遠い状況である。

イマーシブ・フォート東京
Googleマップの口コミを見ると、東京ディズニーランド・シーがともに評価が4.6、USJは4.5に対してイマーシブ・フォート東京は4.0。低い数値ではないが、まだまだ伸びしろがありそう(筆者撮影)

訪問したのは週末、土曜日。オープン当初は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを“再建”した立役者として知られる刀社が手掛けたとあって多くのメディアが話題にしたものの、なかなか継続的な集客に苦労しているのかもしれない。

一方でにぎわっていたのが、ダイバーシティのフェスティバル広場にあるユニコーンガンダムの等身大像である。日本のロボットアニメにおける代名詞的な存在であるからか、日本人だけでなく、海外から来たと思しき観光客も多く、思い思いの形で写真撮影をしていた。

ガンダム
ロボアニメの代名詞、ガンダム。外国人からも人気のようだ(筆者撮影)
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