塾に行かずに難関大合格した子「毎日10分した事」 ロジカルな思考を鍛えるにはどうしたらいいか

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ハーバード大学は盗用に対し厳格な姿勢を貫いています。ライティングの授業においても、無断盗用や盗作のないように厳しく指導しています。インターネットでいくらでも他人の文章に触れられる時代です。

だからこそ、お子さんにも、まずは自分の考えや書いたものが大切であること、他人が書いたものも同じように大切であることを教えてあげてください。また、SNSにアップする際は個人情報保護の観点から、限定公開にしたり、お子さんが自分で考えたペンネームを使うとよいでしょう。

ライティング力が子どもたちに翼を授ける

息子は90年代生まれで、当時は国内でのさまざまな格差が話題に上り始めた頃でした。格差を埋めるためにも息子をよい大学に送らなければ。

息子が中学校進学を控えた当時、私たちはソウルから半日近くもかかる全羅南道(チョルラナムド)の片田舎に暮らしていました。学習塾もないひどく辺鄙なところでしたし、いえ、たとえ塾があったとしても我が家の経済事情では学習塾代にも頭を抱えるだけ。もとより、息子自身に学習意欲がありませんでした。

彼が幸せになるためには一体どうしたらいいのだろう? 不安な中、私は情報収集を始めました。名門大学に入れば幸せになれるのかと卒業生たちの話を探ると、彼らは海外の名門大学に入れなかったことを悔いていました。なんということでしょう。

「ならば世界でも名門と名高いハーバード大学はどうなのだろう? 彼らはどんな勉強をしているのだろう」と思って探ってみました。そこで発見したのです。ハーバード大学では学生を社会のリーダーとして育成するべく、ロジカルな思考力を磨くことを重視していることを。そしてそのために、ライティングに注力していることも。

「ふ~ん、そうなのね。ならばうちの子にも読書と作文をやらせればいいんだわ!」

短絡的ですが、読書や作文なら、田舎町に住んでいても、お金がなくても、自宅でできると思ったのです。そして勉強に興味のない息子と取引しました。

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